柿の栄養とは
・主な効用
動脈硬化、高血圧、風邪、疲労回復、美肌、二日酔い。
・主な栄養素
ビタミンA。ビタミンC。カリウム。食物繊維。
・栄養と薬効
主成分は糖質で、ブドウ糖・果糖・ショ糖を多く含み、即エネルギー化できるところが特徴の一つです。
「柿が赤くなれば医者が青くなる」といわれるほど、健康によいことでも知られ、薬効が広く活用されてきました。
柑橘類につぐビタミンC(大きな柿1個で、1日分の所要量が十分取れます)をはじめとして、
ビタミンB1、ビタミンB2、ミネラルと、各栄養素をバランスよく含んでいます。
また柿のだいだい色はβ-カロテンによるもので、ビタミンA効力があります。
甘がきにも渋味の成分であるシブオールとアルコールデヒドロゲナーゼには、アルコールを分解する働きをもっています。
また、カキ渋タンニンは血圧を下げる効果がありますが、鉄と結合して吸収を妨げるので、貧血の人は食べ過ぎに注意してください。
加えて、カリウムが含まれているため利尿作用もあり、酒のあとや二日酔いにはもってこいの果物です。
干し柿の甘味は普通の柿の4倍です。
ビタミンCは失われるものの、ビタミンAは3倍近くにもなります。
食物繊維も豊富になります。
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