昔、白米の(米粒中)にわずかに黄色の同じ米粒状のものが入っていた物があったように記憶しています。これは、ビタミンなどの栄養剤だったのでしょうか?また、いつごろから、無くなったのでしょうか?
昔、ありましたね。
あれは「ビタミン強化米」といって、精白によって失われるビタミンB1、ビタミンB2、カルシウムなどを溶かした溶液に米を浸けてつくられた物です。
あの黄色い色は、ビタミンB2によるものです。
確か昭和50年代初頭までは、脚気などの病気を予防する為、強化米を混入した精白米が当り前のように見かけられましたが、以降は食生活が豊かになり、米でビタミンを補給する必要がなくなったので、一般には見かけなくなりましたね。
でも、ビタミン強化米だけを商品にした物や、強化米を混入したお米は、今も売られていますよ。
他社でもつくっているかは不明ですが、タケダ薬品工業製造している物が、比較的よく見かけられますね。
http://www.kitamura-shoten.co.jp/main/12-shingen.html
0 件のコメント:
コメントを投稿