ビタミンCの理科研究をしました!
うがい薬の色が薄まると、ビタミンCがあるという実験をしたのですが...
なんと!魚肉ソーセージを刻んだものうけておいた汁で!
うがい薬の色が薄まりました...。
で、ホントに魚肉ソーセージにビタミンCが含まれているのかと思い、調べてみると、含まれていないそうです...。
いろいろなサイトをみましたが、たとえばこちらです↓
http://www.eiyoukeisan.com/calorie/gramphoto/gyokai/gyoniku_s.html
↑のサイトを見ればわかるのですが、魚肉ソーセージにはビタミンCではなく、ビタミンB2・ビタミンB1・ビタミンDが含まれているのらしいですが...
ビタミンCとビタミンB2(ほかビタミンB1、ビタミンD)は似ているのですか?
また、どのように似ているのですか?
...これは実験が失敗...ですかね?
お願いします!
うがい薬の色が薄くなったのは、含まれるヨウ素がビタミンCによって還元されたからです。中学生ならまだ「還元」の意味を知らなくていいです。
ビタミンCはヨウ素など様々なものを還元させる効果があり、これを「抗酸化剤」などといい、食品が悪くならないようにする物質として食品に加えられることがあります。ペットボトルのお茶にビタミンCが含まれるのはそのためです。
この抗酸化剤ですが、ビタミンC以外にもいくつか種類があるため、そのソーセージにはビタミンC以外の抗酸化剤が使用されていて、それと反応してしまったなど考えられます。
失敗といえば失敗ですね。
ちなみに構造的にはビタミンCとビタミンBは似てません。
実験が失敗というよりも、実験として成立していないと言うのが正しいと思います。
理由はうがい薬の色が薄まることでビタミンCがあると証明できないからです。そもそも、方法そのものがおかしいので、どのような結果が出てもあっている、あっていないという話しをすることがおかしいです。
ですが、失敗した実験によってビタミンCと他のビタミンはちがうのか?という疑問が出たわけですから、「という実験に失敗した→ビタミンにも種類があることに気づいた→違いを調べてまとめた」という話にして、ビタミンCと他のビタミンがどのように似ていてどのように違っているのか自分の力で調べてまとめるというのはどうでしょうか。
最初の発想である「うがい薬の色が薄まると、ビタミンCがあるという」が、根本的に間違えていますので、実験は失敗です。正確にいうと「「うがい薬に含まれるヨウ素の色が消えると、還元性物質がある可能性が多い。」になります。ただ、失敗を失敗とせず、いろいろな食品、薬品で試して、還元性物質の含まれる物を整理し、できたら成分の分類をしたほうが良いと思います。食品中の、還元性物質は、ビタミンC、亜硫酸ナトリウム、亜硝酸ナトリウム・・・などが考えられます。
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